■誘導雷サービスとは
誘導雷サージは直電雷の影響により連続して発生し電力／通信回線を介して進入してきます。
誘導雷は数kAから数十kAと言われており、SRSは主にこの誘導雷サージからシステムを保護する為の避雷器をご提供しております。
※直撃雷 サージは数百KAと言われています。

■放電耐量
製品が吸収できる、最大サージ電流量のことです。放電耐量が大きいほど、寿命も長くなります。
放電耐量の8/20μsはサージ電流波形で避雷器に流れる電流のピーク値をさし、クラスIIの等級付けに使用されます。

■制限電圧
サージ対策製品の放電中にサージ電圧が制限され、両端子間に残留する電圧のことです。

SRS社サージ対策機器（避雷器）による構成例（RSP−T64K使用例）

規模・業務内容の変化によっては、今後もシステムは多様化し、運用上のリスク回避の為にセキュリティ対策が推進され、ネットワークの冗長化によりサージ侵入口は増加し、連続して発生する誘導雷サージに耐えうる品質と性能が求められています。当社のRaiSeaserシリーズは数kAの連続して発生する誘導雷サージ対し皆様の機器を保護することは主としております。（直撃雷は数百kAといわれております）
また、雷の回数は増え、時期も年間を通して発生しており、保護対策は急務と言えます。

SRS社サージ対策機器（避雷器）による構成例（病院設置構成例）

官公庁・民間企業のネットワークシステムの拡大は勿論ですが、医療業においても、院内におけるネットワークシステムは医事会計システムやナースコールから画像・患者サービスなど、ネットワークは拡大・複雑化し続け、システムに対し優れた耐性（ネットワークデザイン・機器の品質）を求められています。
当社のサージカウンタを利用し、サージ侵入回数を管理し、サージ対策器（避雷器）交換時期を個々に策定することも可用性を高めること繋がります。